重耳(上)【電子書籍】[ 宮城谷昌光 ]価格: 516 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 曲沃を支配する称は、晋王から分家された祖父が統一君主の座を狙っていたが、縄侯が先んじて周王から君主に認定されてしまい、不満が高じていた。称は勢力の拡大を模索すると、北方の狐氏が交誼を求め、2人の娘を称の子詭諸(きしょ)の嫁として送り届ける。占いによると、このうち1人が天下に号令する人物になると言う。 1人の娘が重耳 (ちょうじ)を産み、その前にもう1人が申生を産んだ。称は氏長の狐突に、申生を教育するように頼む。狐突は当初重耳の師となるつもりだったが申生に付いて、重耳には自身の子を仕えさせることにした。 周…