最近読み終えた本。といっても、しばらく紹介してなかったので、たまってしまいました。本の表紙は省略で、字だけです。『市民とジェンダーの核軍縮―核兵器禁止条約で変える世界』 (川田忠明、新日本出版社、2020年9月)前半は国際政治の舞台で市民社会(NGOなどの運動)の力が大きく前進し、核兵器禁止条約成立にも太く流れていた歴史を。後半は戦争や核軍縮におけるジェンダー視点の発展。勉強になった。『「非正規」をなくす方法~雇用、賃金、公契約』 (中村和雄・脇田滋、新日本出版社、2011年)刊行から9年たつが、非正規労働者の状況は、思うような改善がみられない。本書も指摘しているが、必要なのは個々の労使間での…