地熱発電で、新たな発電手法の開発が進み始めました。 【1801】大成建設は、二酸化炭素(CO2)で発電する技術の開発に着手しました。 カナダの新興企業は、熱水を循環させる発電所を日本で稼働することを目指しています。 日本の地熱の資源量は、米国、インドネシアに次ぐ世界3位ですが、2020年の地熱発電容量は、世界10位にとどまっています。 新手法での開発を後押しできれば、資源を生かした脱炭素電源の確保につながります。 大成建設が開発を始めた新手法は、熱水がない地域でも発電ができる、従来の地熱開発の前提を覆すものです。 地下蒸気を取り出してタービンを回す地熱発電は、開発の条件として、①十分な地下熱②…