二階俊博元幹事長の多読ぶりが明らかになったと『談話室(240212山形新聞)』▼井上ひさしさんは執筆の資料として大量の書籍を買い集め、その重量で自宅の床が抜けるという体験までしている。これぐらい大胆な買い方を続けなければ蔵書13万冊には達しない▼自民党の裏金問題に絡み政治資金収支報告書の訂正が相次ぐ中、二階俊博元幹事長の多読ぶりが明らかになった。資金管理団体が書籍代として3年間で3500万円を支出していたという。公立図書館の年平均図書購入費が800万円強というご時世▼井上さんの膨大な蔵書は名作を生み出した後に古里に寄贈され「遅筆堂文庫」として人々の知性を育み続けている。二階氏にも提案してみたい…