6月23日の新聞によると、京都大学は患者から採取した細胞を培養し「バイオ3Dプリンター」を使ってこれを組み立て、指の神経を治療することに成功した、開発した池口准教授は「3~5年後に一般の医療にしたい」とおしゃっているとのことです。 一方、長崎大学の松本桂太郎准教授らは軟骨と平滑筋の細胞をバイオ3Dプリンターで積み上げることにより、マウスの気道を再生する実験に成功、ついで、豚、10年後にヒトへの移植を目指しているそうです。 国際的にはより複雑な組織や心臓など臓器そのものの組み立てをする研究も進んでおり、米レンセラー工科大学は血管を備えた皮膚を作る技術を開発、米スタンフォード大学では先天性心疾患患…