NHK教育テレビジョン(NHK Eテレ)で2003年4月9日から放送されているテレビ番組。 最先端の科学研究やテクノロジーの世界、そして事故や災害のメカニズムにいたるまで社会的な関心事を科学の目を通 して解き明かす科学情報番組 科学に興味を持つ社会人や研究者から科学に馴染みの薄い方まで、「ZERO」からわかりやすく科学情報を伝えていきます。
今回は、先日11月2日にNHK Eテレの「サイエンスZERO」で放送されたmRNAワクチンについての番組「副反応をなくせ! “安全なmRNAワクチン”を」を紹介します。 見逃した方、こちらをどうぞ(↓) (※別窓で開かないので、ブログ記事に戻る場合は「戻るボタン」で戻ってくださいm(__)m): 配信期限は11月9日(日)午後11:59です。30分ほどなのでご覧になってみてください。 また、11月8日(土)午前11時~再放送が予定されています。録画もできますね。そちらも併せてどうぞ。 前半は、mRNAワクチンの仕組みや実際に起こっているコロナワクチンの副反応について、後半は、わかってきているm…
サイエンスZERO「のど研究最前線!ヒトの“豊かな声”の秘密」放送内容まとめ(NHK Eテレ20250706 O.A.) 1. 人間の声の驚くべき特徴と喉の基本的な仕組み 多様性と自在性: 人間の声は、その多様性と自在な操作能力において、他の動物の声と一線を画している。低く渋い声から高く元気な声まで、人は「偏事在に声を操ることができる」。 喉の定義と声の発生源: 「喉」とは首から胸にかけての比較的広い範囲を指す。声の発生源は喉にある「声帯」である。 声帯の振動: 肺から送られる空気によって声帯が振動することで音が生み出される。この声帯の振動は非常に速く、「すごいスピードでパカパカ開いたり閉じた…
地球温暖化の最前線の極地 地球規模での温暖化の影響が一番顕著に出ているのが極地である。グリーンランドで氷河が次々と溶けていくなど、その地域で暮らす先住民も不安を感じている。これらの現象は地球規模での異常気象にも関連している。そこで先住民の協力を得ながら北極圏のグリーンランドでの観測を続けている研究者について紹介する。 研究チームのリーダーの北海道大学の杉山慎教授は氷河の厚さなどの測定を行っているが、氷河が後退することで現地のイヌイットの生活が大きな影響を受けているという。氷河が溶け出した水で道路や飛行場が使用不能になるなどの影響が出ており、彼らの生活の糧の中心である狩りも海に氷が張らなくなった…
今日の中日新聞朝刊のトップニュースは「コメ」適正価格についての全国19紙の合同アンケート。 昨日の第一面を占めたのは、3つの重大記事でした。 ・【学術会議 法人化法が成立】 「独立性確保に懸念」「任命拒否 幕引き許されず」 ・【大川原捜査「違法」が確定】 「警察・検察 上告断念、直接謝罪へ」 ・【自筆 赤木さんの思い】(ノートのコピー写真)(財務省、森友文書2回目の開示) 3面、社説5面、25面、23面にも詳細が大きく報道されています。みなさんの購読紙はいかがでしょうか。私は時々、図書館で各紙を比べ読みします。 ~☆~☆~☆~ 毎晩の蛍狩りがたのしみです。ホタルの恋模様に魅せられていつまでも眺…
蜘蛛の糸を人工合成する 毎回結構突然なテーマが出てくるこの番組だが、今回は「糸」とこれもまたかなり突然の物である。 糸とは自然素材や合成素材などの繊維をより合わせた物だが、ここに様々な素材の物が登場しているのだという。最初に登場するのは丈夫な糸。試しに4キロの重りを綿の糸で吊り上げてみると簡単に切れる・・・となるはずが重りが浮いてしまってドッチラケで浅井アナが少し焦るという展開になるのだが、とりあえずその後に唐突に切れて目出度し目出度し。で、次に登場するのが今回の本命の糸。こちらは4キロの重りを軽々と持ち上げて余裕がある。この糸の正体が何かから始まる。 この糸を作ったのは京都大学で高分子材料を…
新たな生態系の構築の調査 2013年に火山活動が起こった小笠原諸島の西之島。2020年の大噴火で元の島が溶岩に完全に飲み込まれてしまって、陸上生物は全滅してしまった。しかしこうなったことで新天地に外部からどのような生物が上陸して繁殖するかの巨大実験場としての注目を研究者から浴びているという。そこで最新調査の結果を報告するとのこと。 2018年時点の西之島 西之島は隣の島からも130キロ離れた絶海の孤島である。そのために生物の上陸は容易ではないと推測される。最初はかつてここで繁殖していた渡り鳥が戻ってきたが、2023年の大量のガスの噴出でそれらも逃げ出したという。では今どうなっているか。 202…
黒の科学 今回のテーマは色彩。その中でも黒を扱う。科学者による"黒"に対する研究について。ゲーテは黒を心理学的な説明をしたというが、それに対してニュートンはプリズムによる波長分割の科学の観点から「すべての光のない状態」を黒と定義したという。 東京大学大気海洋研究所の中山新氏が研究するのはエゾハリイカという日本近海に生息するコウイカの一種。このエゾハリイカと黒には密接な関わりがあるという。エゾハリイカの求愛行動を観察し続けた結果、求愛行動において墨が重要な役割を果たしていることが分かったという。メスの身体をなでたオスは、その後に墨を吐いてから同時に身体を白くするのだという。これは黒と白で自分を引…
今日は塾とは全然違う話を一つ。 先週の日曜日にNHKで面白い番組を見ました。 www.nhk.jp タイトルの通り生殖の謎にせまる番組でしたが、目から鱗の話が多くありました。 特に面白いと思ったのが、『ヤリイカのオスの個体の繁殖戦術』でした。 なんとヤリイカのオスには2種類の精子が存在しています。 そして、その精子の種類はオスのサイズによって違い、大きい個体だと小さい精子になり、小さい個体だと大きい精子になるそうです。 僕は大学で植物学やDNAの研究をしていたので、動物の生殖については全くの門外漢です。そのためこの分野の知識は皆無であります。 しかし、生物の精子や卵子は同じ種類の生き物であれば…
富士山測候所を利用しての気象研究 富士の山頂と言えば山頂の測候所の気象レーダーは廃止されたが、観測施設はまだ稼働しており、特に雲の研究などが行われているとか。 レーダードームが撤去された富士山測候所 最近、富士山の雲の中からマイクロプラスチックが発見されたとのこと。汚染がここまで進んだということで世界にショックを与えた。風で舞い上がったマイクロプラスチックが雲の水滴に付着したものである。マイクロプラスチックが雲を作る核になれば、気象自体が変化する危険性があるという。どのような影響があるかは今後の研究の課題であるとのこと。なおこれらのマイクロプラスチックの発生源は東南アジアの可能性が高いとか。 …
ホタルの点滅間隔が東西で異なる? 日本固有種のゲンジボタルであるが、その光の点滅間隔が2秒のものが西日本に、4秒のものが東日本に多いという報告がなされている。ホタルの研究者によるとゲンジボタルが2種に分化しつつあるという。そこでNHKでは全国の視聴者にホタルの映像を送ってもらい、全国規模で解析を行うという試みを実行した。その結果について報告するとのこと。 日本固有種のゲンジボタル ゲンジボタルは集団で点滅するが、その間隔が段々と揃ってくるという同時点滅という現象が見られるという。それが東西で異なるというのである。この謎に挑んだのがホタル博士こと大場信義氏。彼が全国のホタル棲息地を調査した結果、…