ジェーン・ハンフリーズ著 ; 原伸子、山本千映、赤木誠、齊藤健太郎、永島剛 訳. 法政大学出版局, 2022.2 21cm 598p 著者のジェーン・ハンフリーズは、オックスフォード大学名誉教授。専門は経済史で、1995年に成立した国際フェミニスト経済学会の創設メンバーであり、1999年~2000年には、同学会の会長を務めている。 本書は2010年の著作であり、18世紀末から19世紀中葉にかけて児童労働を経験した労働者617人の自伝をもとに、「大量の児童労働を用いたイギリス産業革命」の姿を描いた。2011年に、アメリカ経済史学会のジェルジ・ラーンキ賞を受賞。 日本では、原伸子・法政大学経済学部…