[オペラ] ヴェルディ《ルイザ・ミラー》 アーリドラーテ歌劇団 大田区民ホール 9月10日 アーリドラーテ歌劇団を初めて知ったが、東大出身の弁護士・山島達夫が創立したヴェルディのオペラのみを上演する団体。指揮もすべて山島。今回の舞台は、演出が木澤譲、ダンスの振付が能美健志で、全体にコンテンポラリーダンスを組み合わせた斬新なもの。合唱がいまいちだったが(合唱団の大部分がアマチュアだと思う)、ルイザを歌った鈴木麻里子は素晴らしく、他の主要歌手たち(主に二期会)もとてもよかった。 この作品は、5年前にMetライブで観たことがあるだけだが、25歳シラーの戯曲『たくらみと恋』を36歳のヴェルディがオペラ…