ガラにもなく、というわけではないのですが、最近は、寿命とか、残された時間ということをよく考えるようになりました。 体感する“時の流れ”が、日に日に加速しているように感じるからです。 娘が中学三年生なのですが、中学の三年間って、けして短くはなかった。思い出がたくさんある。 でも、中年などと言われるこの歳になっての三年間って、あっという間です。 それとも、年齢ではなく、生きることへの思いとか、ひたむきさとか、そういうものの違いでしょうか。肉体的な問題ではなく、精神的な問題というか。 残された時間、と書くと、死ぬのが怖いとか、若返りたいとか、そういうニュアンスになってしまいますが、やや違っていて、残…