自分を偽ざる得ないときそれを続けなくてはならないときはあると思う。特に社会から受け入れられるためには。先日NHK番組で中高年LGBTQのドキュメンタリーを観た。共感できる内容だった。世間の目、親戚の目、親家族の為に形にはまった生き方を選ばざるを得なかった方たちが、中高年になってもう一度自由に、自分を生き直したいと実行していく。世間はLGBTQの存在を認識しながらも、実際は現実の社会運営のためにその在り方をあるがままには受け入れてくれはしない。 中高年になってくると、多かれ少なかれだれでも自分の本来からズレてくる事を感じる。体も心も。その歪みにさえ気づかなくなっている時もある。はて、と思う。それ…