ぼくは今、最寄り駅のちょっと先にあるコメダに足を運んでつらつらと筆を執り始めたところでございます。 目の前には大切なパートナーがスマホを見な がらニコニコしている画がある。 ぼくは今、この上なく幸せだ。 26年生きてきて、こんなに毎日が穏やかで幸せな日々が自分に訪れるだなんて全く想像もしていなかった。 決して今までが幸せじゃなかった、と言いた いわけではないし。 今までの時間を否定したいわけでもない。 確信しているのは今までの全ての時間の上に 「今」という時間が重なっているからこそ、ぼくは今こんなにも「幸せ」というものを実 感できているということ。見出せているということ。 「油絵」のように、下…