AD400年前後に活動したアウグスティヌスは『告白』の冒頭で有名な言葉を残しています。 あなたは私たちを、ご自身にむけてお造りになりました。ですから私たちの心は、あなたのうちに憩うまで、安らぎを得ることはできないのです。 年齢を重ねると共に、この言葉がいかに真実であるのかを知ります。神なしに生きる人間、つまり人生航路の第一段階を生きる人は、ありのままの自分を喜べないという問題を抱えます。そこで自分を受け入れることができる自分になろうと人は努力しますが、うまく行きません。色々な悩みを抱えますし、罪を犯します。 ガラテヤ書の言葉に目を向けます。 ガラテヤ 5:19~21肉の業は明らかです。それは、…