自分の価値 曽野綾子/著 出版者 扶桑社 2020.9 1.概要と私的所感 (1)まず、一般的紹介を書くと こうあらねばならない、という生活はしない。弱さは財産であり、 幸運である。ものごとはすべて変化する-。不安や不満を抱えて 模索する人に向けて、力強く前進できる言葉を、これまでの著作 から抜粋して紹介する。 となります。 (2) 私は、たまに「しっくりくる」とか「ほどんど同意見」ということを、使います。 ふと、思い出すだけでも、昔は竹内宏、邱永漢らがいました。司馬 遼太郎、堺屋太一もそうです。 最近よく引用する出口治明さんほか、曽野綾子さんもその一人。 若いころの彼女の小説をよく読んでいる…