ヤマボウシの実 シスターからメールが来た。「○○子様のお忙しいところお邪魔して申し訳ございませんでした」。怒りを感じた。 出先で電話を受けたのに長話が始まって用件が済まないから切らせてもらったらこの返事。「今取り込んでるから」といくら言っても話を止めない。あげくがこのメール。わたしは怒りと憎しみを感じた。 この人は私の不幸を願っているのではないかと不安になる。 しかしなぜ彼女はこんなにわたしを憎むのだろう。というか、この人は人生のその時々で誰か1人ターゲットを決めて憎んでいるような気がする。会社の同僚だったり、姑だったり、マザーだったり。そして今現在はわたし。いつも誰か憎む相手が必要なのだ。 …