ニーチェ 画像出典:ルークス 人生を長く生きていますと、つくづく実感するのは、「良いことは長く続かない」であります。そう、人生の大半は苦難の道のりで、個人に差はあるにせよ幸運な日々というものは、殆どの場合僅かでしかありません。 良いこととは、将来に対する自身や子供に望める明るい希望や収入が順調に伸びるような時の事であります。 ■ 良いことが少し続くと 人は良いことが少しの間でも続くと、それが末永く続くと信じたがるものです。信じたがることと、実際にそうなる事とは山と谷程の落差があって、信じたものが儚く終わることが殆どです。 しかし、人は明るい希望が何もないままで生きて行くにはあまりに辛く、余りに…