最近、読後感の表現に考え込んでしまった本。 久坂部 羊著「R.I.P.」安らかに眠れ 日本は自殺率が5位だそうで、以前読んだ 斎藤孝著「日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?」 を思い出した。 人類発祥の地アフリカで、様々な自然環境の中、生き延びて進化する中で‥‥‥極東の隅に追いやられるようにして、生き延びた祖先の理由が述べられていたかと思う。 なるほど‥‥‥‥真面目で、共感力や根回し、場の空気を読む等々。 繊細さが文化を生み、技術を磨き上げる基礎になってきたのだろう。 「死」が美化されていた時代もあった。 諸々の時代背景を考えると、自殺率5位は頷ける。 だから、自殺を励賛してはいない。 それで…