コロナ過におけるリモートワークの促進に伴い、官民を問わずクラウドサービスへの業務移行および導入が急激に進められています。また2020年にはデジタル・ガバメント実行計画が閣議決定され、デジタル庁主導のもと地方公共団体の基幹業務のクラウド移行が今まさに推し進められています。 本記事ではそんなクラウド移行真っ只中の「地方公共団体」に焦点を当て、地方自治体のクラウド導入のメリットと現状、およびセキュリティ課題とその対策について解説します。 地方公共団体のクラウド導入の現状 地方公共団体が情報システムやデータを管理・運用する際の選択肢は大きく分けて3つあります。 オンプレミス 単独クラウド 自治体クラウ…