自然権

(一般)
しぜんけん

 法学用語。
 人間が、社会の仕組みにたよることなく本来的に保持している権利。たとえば、生存する権利、出産・子育てをする権利など。法律を学ぶ時には欠かせない思想だが、あたりまえすぎて法律にするのがはばかられるのか、憲法での包括的暗示などを除けば、条文がほとんどない。
 その上、社会や法律を学ぶにつれて制限されている局面(例:死刑制度)や、権利の行使が放棄される局面(例:自殺、少子化)が目に付く。
 結局のところ、「本当の意味の自然権が成立しているかどうか」は議論の対象でありつづける。

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