今宵のお供は先日取り上げさせて頂いた「自然郷 BIO」を醸す福島の大木代吉本店からの刺客「楽器正宗」です。 雑誌dancyuの日本酒特集でも取り上げられていて、今後人気が高まって飲めなくなってしまうかもしれない!という衝動に駆られどうしても飲みたくなってしまいました。 さて、楽器という名称がお酒の名前に入っているのは珍しく感じますが、 こんな由来があったようです。 『楽器正宗』の名前は、大正年間二代目代吉の時、朝香宮様が当地を来訪した際、大木代吉本店の酒を所望され大変気に入り、その時随行していた宮内庁の雅楽師で君が代の作曲者とされる奥好義(おく よしいさ)が「酒造りも楽器を奏でることも、元は同…