自遺其咎 今回は自遺其咎(じいしきゅう)です。 自ら招いた災い、又は罪悪感、などを意味します。 言われたくないね。失敗の中でも自分が招いた、って悲しいね。 これは「老子」の言葉ですが、極端さや、こうでなければいけない、と決めつけすぎてしまうことなどで勝手に災いを作ってしまう、苦しんでしまうことを言っています。 なるほど。そうだよね、事前に決めつけて散々心配して勝手にがっかりするのは自ら招いた災い、ってことか。 まあ、そういうイメージの文脈で使われている言葉です、自ら其の咎を遺す、ということですね。 出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。