きのうの息子(5歳・重度自閉症)は、一日中おねだりモードだった。 日ごろのメンテナンス不足がたたって、電池がなくなって、動かなくなっているオモチャを次々みつけてきては、動くようにしてくれとせがむ。 「けて。つ、けて」 私がドライバーを取りにいくのにも、ぴったりくっついて離れない。ごまかされるのを用心して、監視しているのである。 電池を換えて十分もすると、また違うオモチャを発掘して、 「けて」 と言いながら、もってくる。とうとう電池のストックが尽き、息子のパニックのスイッチが入りかけたので、寒空の下をコンビニに走るハメになった。 息子には、電池とオモチャの関係が、よくわかっていない。動かなかった…