はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と百と五十五 「シゼンノ リズムニ アワセテ」 そんなふうに二人して、「全くもって違う」噺に興じていると、ナゼか、ふと、ある女性のある言葉を思い出す。 愛すること。 敬意を払うこと。 私たちは、自然のリズムに合わせて、寄り添うように生活しています。 ・・・ そんな言葉をナンの力みもなくサラリと言い放ってみせた、ある、田舎暮らしの若い女性。お母さんと二人暮らしだ。ただし、人間は二人きりだが親愛なる動物たちは彼女たちの周りに数えきれないほどいる。牧歌的とは、まさに、こういうことをいうのだろう。 おそらく、みんながみんな、彼女のような思いで、価値観で、人生…