「がんに効く生活」(ダヴィド・S.シュレベール著)p111 欧米人の遺伝子は、数十万年前、まだ祖先が狩猟や採集を行っていた時代につくりあげられた。当時の人々の環境、とりわけその当時の栄養源に適応するように形成されたものであり、現在でも私たちの遺伝子はほとんど変わっていない。つまり、欧米人の体は、祖先が狩猟や採集によって手に入れていた食物によって得ていたのと同じような栄養を求めているのだ。当時の食事は、山菜・木の実・果実を中心に、野生動物の肉や卵はときどき食べる程度だった。(引用はここまで) 「親指はなぜ太いのか」(島泰三著、中公新書)には、初期人類の主食は草食動物の骨である、と書いてある。 親…