軍艦の種別。
艦種を区分する際に、略号が付記されることが多いが、これらは米海軍の制定したものが一般に使われている。
- BB:戦艦(Batlle Ship)
- BC:巡洋戦艦(Battle Cruiser)
- CV:正規空母(Cruiser aViation)
- CVA:攻撃空母(正規空母に同じ、廃語)
- CVS:対潜空母(廃語)
- CVL:軽空母(Cruiser aViation Light)
- CVE:護衛空母(Cruiser aViation Escort)
- CVH:ヘリ空母(Cruiser aViation Helicopter)
- CA:重巡洋艦(A-Class Cruiser, Heavy Cruiser)
- CL:軽巡洋艦(B-Class Cruiser, Light Cruiser)
- CG:ミサイル搭載型巡洋艦(現在では巡洋艦=これである)
- DD:駆逐艦(Destroyer)
- DE:護衛駆逐艦(Destroyer Escort)
- SS:潜水艦(Submarine)
- FF:フリゲート
同等の艦種でも国(および時代)によって呼び名や扱いは異なるため、すべてのカテゴリをこの艦種で扱えるわけではない。(例外の例:装甲艦ドイッチュラント級)
また、旧日本海軍では、巡洋艦以上の艦種のみ「軍艦」としており、軍艦には天皇陛下の所有物として艦首に菊の御紋が掲げられていた。*1
なお、末尾に「N」を付加すると(例:CVNニミッツ級)原子力推進を、「G」を付加すると(例:DDGアーレイ・バーク級)誘導ミサイル搭載を、「K」を付加*2する(例:DDKやまぐも型)と対潜任務を、「A」「AA」を付加*3すると対空任務を、「H」を付加すると(例:DDHはるな型)ヘリ搭載を意味する。