佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その34」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTube www.youtube.com 人格向上に資する友(善知識) を持つことが、悟りへの修行の全部である。 あるとき、十大弟子のひとりの阿難(アーナンダ、仏法第3祖)がブッダに 修行において善き友をもつことは、仏道を半分成就したに等しいと思いますが、いかがでしょうか と、かなり大胆な質問をした。 しかし、ブッダの答えは、さらに大胆で驚くべきものだった。アーナンダよ、その考えは正しくない。善き友をもつことは、 仏道の半分ではない。 仏道の全部なのであると答えられたのだ。人生において、「良き…