「俳句甲子園」や「書道甲子園」は知っていましたが、「華道甲子園」と呼ばれる「全国高校生花いけバトル」なる全国大会があることは知りませんでした。華道やフラワーアレンジメント部員でなくても2人1組で参加でき、当日決定される花と器を用いて5分間の即興で花を生け、対戦チームと優劣を競う競技だそうです。全国大会は栗林公園のある高松市で毎年開催されているとのこと。 主人公は花を愛する高校2年生の大塚春乃。祖母の住む香川での決勝大会を目指していたものの、彼女の高校の華道同好会の部員は彼女ただひとり。部活への昇格はおろか、大会への出場申し込みすらできない状態。そんな中、大衆演劇の役者で生け花の経験もあるという…