梅は、その年に他の花に先駆けて咲くので、花の兄と呼ばれています。 お花を表現するのになぜ姉ではなく兄なのでしょうね。 疑問です。ちなみに、花の弟は菊です。 現代、お花見といえば桜ですが、古く、奈良時代には梅の花を愛でていたそうです。梅の香にも心惹かれます。 梅の絵柄の着物や帯は、花の時期でもある1月~2月に使いたいです。 松、竹、梅は、慶事、吉祥のシンボルです。おめでたいお正月にもふさわしいですね。 塩瀬の小紋です。 地色はグレーと地味めですが、小紋としては大柄なので、帯次第で年齢に関係なく楽しめる着物です。 帯は、白地や黒地のものも合うと思いますが、梅のアウトラインが赤なので、赤の帯を合わせ…