花には季節があります。 でも、これ、何の花?っていう柄が、着物には意外に多いです。 そんな、いわゆる花柄の着物は、季節に縛られず、楽しんだら良いと思っています。 花々が咲き乱れる季節に花柄の着物は、まさに季節にピッタリですし、 逆に、あまり花を目にしない季節には、せめて着物の柄で花を楽しむという考え方もありなのではないでしょうか。 お茶のお道具組でも、景色に緑が少なくなった時期に、緑の釉薬がかかった織部焼を使うということがあります。 <緑地に小花の小紋に単衣の帯> 単衣の着物は、6月と9月に着るものなのですが、この地色なので6月に着ることが多い着物です。 ポリエステルです。 元は半幅帯だったも…