神さま、私に何かさせたいワケではないでしょうね。またカザグルマに引き合わすとは。 車を降りたその目の前にありました。まさに花期の当初の一番花が。 ここは里山、そう4月の記事「山と野のあわいに - ジノ。」で書いた、路傍にあるはずのないルイヨウボタンや、恥じらうようなピンクのイチリンソウがあったあの里山です。かつて人の気を嫌う者たちが静かに暮らす深遠な森であったのが切り拓かれ、それでも住人たちが緑野の中に生き続けている奇跡の場所です。何の変哲もないのどかな風景に溶け込んだホットスポット、まだ何かを隠しているはずとは思っておりました。それがまさかこの準絶滅危惧種とは。この場所の特殊性を考えずにはい…