茨城県水戸市

水戸市役所内原庁舎の隣に建つ内原市民センター。昭和49年に完成した2階建ての交流施設だ。 完成時から水戸市に吸収される平成17年までは内原町中央公民館を名乗っており、吸収後は内原中央公民館と改称された。 水戸市は平成18年から22年にかけて公民館を廃止し「市民センター」に置き換える施策を推し進めていたが、内原エリアは合併の移行期間といった位置づけなのか据え置かれた。 平成31年になってやっと今の「内原市民センター」となっている。 ameblo.jp

水戸市内原町にある水戸市役所内原庁舎。昭和54年に完成した。内原庁舎のほか内原出張所や内原支所など色々な呼ばれ方をしている。 ここは2005年に水戸市に吸収されるまで東茨城郡内原町の役場だったもので、現在は水戸市役所の内原出張所と、茨城県内ほぼ全域の消防通報を受け付けるいばらき消防指令センターが入っている。 庁舎前には「町制施行の記」と「内原町閉町記念碑」2つ石碑が建っている。 町制施行の記 内原町は昭和二十八年町村合併促進法施行に当り旧鯉渕、下中妻、中妻の三村、期を一にして各村毎合併促進協議会を結成し、各々慎重審議の結果三村合併が適正規模として県の基準に合致することを確認し各村議会に答申され…

内原庁舎周辺の公共施設群のひとつである水戸市消防局の北消防署内原出張所。 もとは笠間市外3町広域消防事務組合(笠間・友部・岩間・内原)の内原分署として1982年に発足し、1991年には内原消防署への格上げとともに今の建物が完成。 その後内原町が水戸市に吸収されたことで現在の北消防署内原出張所となり今に至っている。建物は立派だが、配置車両は消防車1救急車1のみと出張所クオリティとなっている。

水戸市内原町にある常陽銀行内原支店（122）。合理化の一環で2021年にリテールステーション化されている。 常陽銀行七十年史より ここは1980年に開設された比較的新しい支店で、建物も開設当時から使われているもの。純農村だった内原町が少しずつ発展していくフェーズに入り始めたころのことで、おそらく内原町成長の期待に賭けて開設されたのだろうと思われる。

偕楽園北口交差点の近くにある筑波銀行大工町支店跡の建物。2019年に水戸営業部内に移転し、事実上廃止となった。 筑波銀行史より ここは1965年に茨城相互銀行の東町支店として開設され、1975年に大工町支店と改称、その後茨城銀行→筑波銀行と移り変わっていた。

ホテルメッツの隣にある茨城県警鉄道警察隊。鉄道警察隊というとサスペンスドラマが思い浮かぶが、実際のところはだいぶ違うのだろう。 水戸駅の改札脇で見張ってくれているのもおそらくここの方々なのだろう。鉄道には変な人も多いので心強い存在だ。

水戸駅すぐ近くにあるホテルメッツ水戸。JR東日本ホテルズが運営するホテルで1997年にオープンした。 8階建てで客室数は102とゆとりを持った造りとなっている。館内には食堂がなく、朝食は水戸駅のタリーズコーヒー1200円分という変わった構成だ。 水戸駅からホテルへ向かうルートは少々勇気がいる。荷下ろし場の前を通り、日の当たらない薄暗く狭い道を通るというのは、いくら近いと言えども「えっ本当にあるの？あるんだよね？」と不安になってもおかしくない。 看板かなにか1つ置くだけでも改善に繋がりそうな。 宇都宮のホテルメッツがペデストリアンデッキ直結なのと比べると雲泥の差だ。