茨城県結城市

結城駅前通り沿いにある結城信用金庫本店。1971年に完成した。 結城信用金庫は明治35年設立の結城融通信用組合に始まる中小規模の信用金庫で、県西地区を中心に店舗網を構えている。 栃木では足利小山や烏山といった中小規模信用金庫が点在しているが、茨城は水戸信用金庫が食べ回った結果、県内の信用金庫は水戸信用金庫と結城信用金庫の２つのみ。茨城では何かとレアな存在だ。 www.shinkin.co.jp

結城駅前の通り沿いにある結城商工会議所。昭和42年に完成した。 結城商工会議所自体は昭和31年（結城市制施行2年後）に発足し、ホームページによれば令和5年時点で1300超の法人・個人が会員となっている。 商工会議所は昔からの市区部にしかないためか、やはり“商工会議所”と聞くと都会感がある。商工会とは違う。

結城駅近くにあったうおとみ結城ショッピングセンター。2024年5月末をもって休業となっている。 前に訪れたときは限界感はあったもののまだ営業していた。 uratsukuba.hatenablog.jp 2種類の張り紙があった。中身を見ると片方は「5月31日をもって休業」もう片方は「6月18日をもって閉店」とある。おそらく正式な閉店が5月31日で、残った商品を売りさばいて現金化するためのアディショナルタイム終了が6月18日だったのだろう。 あからさまな破産ムーブなのだが、ここは法人としては未だに存続しているというのが謎なポイントだ。 ショッピングセンターの東口。東口閉鎖がどうのと書かれているが、…

移転前の結城市役所の近くにある住吉高倚神社。普段は住吉神社と呼ばれているらしい。 境内の案内板を見るに建武の時代に大阪の住吉大社から勧請され創建されたようだ。 神主の居ない神社の割に社殿は立派だが、扁額にちょっとクセがある。 A3コピー紙に「巳」と今年の干支がデカデカと書かれ、下に小さく住吉神社と書かれている。威厳は半減するが、その分庶民的であると考えれば全然悪いことではない。 境内には子ども用の遊具や池など、地域の憩いの場となる設備が整備されている。人々にとって身近な神社であるよう見える。良いことだ。

結城の街なかにある健田須賀神社。1870年に健田神社と須賀神社が合祀され誕生した。 結城では一番大きな神社で結城の人々の信仰を集めている。 参道は南向きに延びているが社殿は東向きであり、途中で90度折れ曲がっている。社殿は土台の上に建てられているため社殿の大きさ以上に存在感がある。 社殿が向いている先には浦町児童公園がある。遊具が少しあるほかはグラウンドが広がっている。 この場所が本来の参道だったものなのか、ただの広場なのかはよくわからない。

結城市大町にある大町児童公園 ごく普通の公園だが、車止めにあるようにここは結城市大字結城1番地。大字結城は1万5000弱の番地を持っており、ここはそのうちの1ということになる。 結城1番地らしく、かつてはここに結城町役場が設置されていた。敷地端には結城町道路元標が設置されており、街の中心であったことが覗える。

結城の駅前通り沿いにあるピッピ―。有限会社ピッピ―フーズが運営する店で、たこ焼きや鯛焼き、今川焼きにお好み焼きといった粉ものを売っている。 結城の人に根強い人気があり平日昼間でも入れ代わり立ち代わりお客さんがやってくるが、隣のうおとみ結城ショッピングセンターが潰れたことで先行きは何とも言えない状況に見える。 ピッピ―とのはら化粧品店のある建物はうおとみ別館という扱いになっており、うおとみが閉鎖された今もうおとみ駐車場だけは解放され客に利用されている。