草迷宮

(読書)

【くさめいきゅう】

小説

泉鏡花の小説。明治四十一年一月、春陽堂から出版された。亡き母から聞いた手まり唄をさがし歩いている主人公が、化け物たちの迷宮にさまよい込む。魅力的な題名とそのイメージが、多数の派生作品を生んでいる。
草迷宮 (岩波文庫)

映画

寺山修司監督　1979年
出演：三上博史, 若松武
泉鏡花の小説の映画化。フランスのオムニバス映画『プライベート・コレクション』の1話として制作された。
田園に死す・草迷宮

マンガ

内田善美のマンガ。1981年。鏡花の小説からは題名だけを借りている。なお、読みは「そうめいきゅう」
草迷宮・草空間

アニメ

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
第11話（地上波10話）サブタイトル

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an-pon雑記帳•6ヶ月前

本日読了

草迷宮 (岩波文庫緑 27-4) 作者:泉鏡花岩波書店 Amazon 夢とも、現とも、幻とも･･････目に見えるようで、口にはいえぬーそして、優しい、懐かしい、あわれな、情のある、愛の籠った、ふっくりした、しかも、清く、涼しく、悚然とする、胸を掻き挘るような、あの、恍惚となるような、まあ例えて言えば、芳しい清らかな乳を含みながら、生れない前に腹の中で、美しい母の胸を見るような心持のー唄なんですが、その文句を忘れたので、命にかけて、憧憬れて、それを聞きたいと思いますんです。何事かと思いますね。いつかどこかで聴いた手毬歌のことを話しています。流麗な文体と複雑に入り組んだ（まさに迷宮！）…

#泉鏡花#草迷宮

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