蒼玉の令嬢:荒井修子著のレビューです。 蒼玉の令嬢 作者:荒井修子 河出書房新社 Amazon 感想・あらすじ 脚本家が描く華族ミステリー 華族の少女と、不遇な生い立ちの少女が、台湾からの船の中で起きた出来事をきっかけに一生涯の友となる友情を描いた作品です。 内容はややありがちなものではありましたが、少女たちが少しずつ自分の道を切り開き、逞しく成長していく姿が清々しく、まるで細い幹が大きな木になって行くような清々しいストーリーでありました。 // 華族ならではの結婚相手選び、そして華族の浮き沈み。そこへ「伝説の宝石」が登場し、ミステリー感も加わります。 青春ミステリーということらしいですが、私…