コロナ渦以前がいかに順風満帆だったのかと、今となればそう思えなくもない。様々なリスクや問題はあったのかもしれないが、様々な危機に直面する現在とは大違いだったのだろう。 順調なときにこそ、「荒天準備」を進めておくべきという言葉があるという。成長を続けていくことができればいいのかもしれないが、常に次来る環境変化を予測し、備えるべきということなのだろう。 電気事業連合会の池辺会長(九州電力社長)が定例の記者会見で、地震の影響で3月に電力需給が逼迫したことに触れ、「新しい発電所を造る努力が必要。新電力から大きな動きが出てこないのも問題だ」と述べ、新電力に増設対応を呼びかけたという。 新電力も発電所増設…