『あこがれ』(東宝1966:恩地日出夫)を、国立映画アーカイブ(NFAJ)・小ホールにて見る。10月4日より始まった「東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)」の1本。310円。再々・・・・・見。 『あこがれ』(85分・35mm・カラー) 信子(内藤)は同じ養護施設で育った一郎(田村)と再会して惹かれあうが、周囲の反対に揺れ動く。『赤ひげ』(1965:黒澤明)でデビューし、東宝テレビ部が制作に携わったドラマ「氷点」(1966)で人気沸騰した内藤洋子の初主演作。木下惠介執筆のドラマ「記念樹」(1966-67)をもとに弟子の山田太一が脚色した。恩地日出夫が2年のブランクを脱し、名脇役陣と敏腕スタッ…