ふと「無難な祈り」、そんな言葉が心に浮かんできました。 もう昔の話しですが、教会員の息子さんが病気になったとき、共に祈りました。神さまはきっと癒やしてくださると励まし一生懸命共に祈りました。まだ若く、小さな子供さんがいます。 「イエス様、あなたはあなたのもとに連れてこられた病人を皆癒やされました」 と訴え、「この兄弟も癒やしてください」と祈り求めました。あるいは 「求めなさい、そうすれば与えられるとあなたは約束されました」 と訴えて祈りました。しかし残念ながらその息子さんは癒やされませんでした。葬儀が終わった後、私は気が抜けたようになり、病人の癒やしを祈る気持ちになれませんでした。 一生懸命に…