夜中に目が覚めたとき、今何時かなと枕もとの時計を見ると、真っ暗な中でも時計は時刻を教えてくれます。文字盤と針がうっすらと光っているからです。 この時計の文字盤や針には蓄光塗料(夜光塗料)が塗られています。暗闇の中で淡く光っているのが燐光(蓄光)です。蓄光塗料は時計だけでなく、キーホルダー、アクセサリー、ネイルなどにも使われていますので、ときどき目にすることがあると思います。 電気がなくても、蓄光塗料が光るのはなぜでしょうか。 蓄光塗料の中で燐光を出しているのは蓄光性蛍光体と呼ばれるものです。おもにはアルミン酸ストロンチウムが使われています。アルミン酸ストロンチウムを使った蓄光塗料は、1993年…