(薔薇王の葬列アニメ11話対応) ランカスターの王子エドワードの退場回です。基本的に『ヘンリー6世』第3部(以下、HⅥ(3))準拠ながら、エドワードのリチャードへの恋の終わりと絡めて悲しく美しく翻案されています。 感想で書くのはエドワードの話が中心になりますが、この回は亡くなったエドワード以上に、アンからもエドワードからも裏切られたと思ったリチャードが不憫で、個人的にはそちらに感情を持っていかれました。影武者として早駆けするアンを馬ごと倒して、リチャードとアンが敵として対面するとアンは刃を向け、リチャードはエドワードの正体も知ります。ヨーク軍が勝利し、エドワード達も捕らえられますが、この場面で…