東京理科大学薬学部 医療薬学教育研究支援センター 医薬品等品質・GMP講座 2004年の薬事法改正で医薬品製造の全面委託が可能となり、製薬企業の製造販売部門と製造部門を切り離す分社化が進んだ結果、現在の国内での医薬品製造の状況は、2019年以降GE医薬品の製造を中心に製造手順逸脱や不正が相次いで発覚し、医薬品の供給に重大な懸念を生じさせている。 2020年7月、東京理科大学は日本で初となる社会連携講座「医薬品等品質・GMP講座」を開設した。医薬品の品質やGMPに関する教育を通して「産・官・学」の連携を図り、(1)高品質の医薬品等の流通(2)効率的な革新的生産技術の適用(3)適切🅂かつ効率的な品…