延応元年(1239年)11月21日生まれ、康元元年(1256年)9月25日没。 鎌倉幕府5代将軍。五摂家の1つの九条家の出身の摂家将軍。別名「九条頼嗣」。父は第4代将軍の藤原頼経。 寛元2年(1244年)に父の藤原頼経が隠居し、わずか6歳で将軍に就任した。頼経が執権排斥の動きを察知され京へ追放された後も将軍として鎌倉に留まったが、建長3年(1251年)に了行法師らの謀叛事件に頼経が関係したとして、それに連坐する形で翌年将軍を解任され、京へ追放された。