学研漫画・ひみつシリーズで活躍した漫画家。昭和9年滋賀県生まれ。
ひみつシリーズの大御所。なぜかトラウマ作品多し。
最も売れたといわれる「からだのひみつ」を始め、共作1作を含め、ひみつシリーズだけで6作品を手がけた大御所中の大御所。しかも初期から後期に至るまで、まんべんなく作品を持っているのも特徴で、かなり活動期間が長かった作家である。作風はかなりほんわかとしている一方、植物のひみつ、地震のひみつなどかなり怖い作品も多い。ストーリーは、からだのひみつを始め、トピックスごとに分けたショートプログラム形式になっているものばかりで、まるまる一巻通して続き物のストーリーになっている作品は一つもないのも特徴である。画風の変化については、文で説明しにくいのだが、まず口元の皺が目立つようになっている。そして相対的に眼が小さくなっているので、やや間延びしているようにも見える。
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