ランキング参加中日本の歴史藤本正行氏が『信長公記』を基に「正面攻撃説」を提唱した昭和57年(1982年)以降、賛同や反論、独自の新しい説の提唱等、桶狭間に関する議論が活発に交わされるようになりました。 しかしここ数年は新しい史料が出て来ないこともあって、議論も停滞気味になってきていました。 ところが「正面攻撃説」提唱から30年以上たった頃『信長公記天理本』なるものが公開されました。*1 この本の公開を機に、今まで停滞していた議論が再燃し、多くの歴史家達がこの本を基にした新しい「桶狭間論」を展開し始めました。 この新しい「桶狭間論」は非常に有益なものも多く、私も大変参考にさせて頂きました。*2 …