天の時、地の利、人の和というのは古代中国からよく言われているツキが回ってくるための三大要素です。こんな言い回しにはなってますが、古今東西、普遍的な定義のように思います。 孟子はこう言ってます。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」なかなかの至言です。完全抽象概念である天の時、いわゆる「ゴッド・チャンス」を得るためにはその条件作りたる「地の利」を取揃えること、そしてその「地の利」を完璧にするためには日頃の人間関係の構築が不可欠であると言っています。最終的にはやはり人間の問題なんですね。完全抽象概念も順を追ってかみ砕けば、具象的行動に落とし込んで顕在化できるという考えでしょうか。そこで…