昔から「貧すれば、鈍する」という言葉がありますが、今の岸田翔太郎・元政務秘書官を見ていると、「富しても、鈍する」ということになるのかも知れません。要するに、何苦労なく育ってきて、この先も親父の後を継いで政界に出ることが約束されている人生なので、苦労などないし、感じることもないでしょう。でも、こういう人間はどこか間が抜けているというか、他人、世間への配慮などということを気に留めないのかも知れません。そこで思わぬ落とし穴が待っているのです。 慶応義塾大学法学部政治学科卒業の小生の友人がいます。私学の名門であり、ここの卒業であるのは自慢でもあるのですが、本人は自嘲気味に「低能未熟大学阿呆学部お世辞学…