今朝のスカイツリーも昨日同様に雲ひとつない快晴に映えています。今日は血清療法の日。1890(明治23)年のこの日に細菌学の父と言われる北里柴三郎らが血清療法を発表しました。血清治療とは、ざっくり体内に抗体を入れ病原菌をやっつける治療法のことです。予防接種と異なり治療が目的です。動物で作った免疫血清を患者に与えて、ジフテリア、破傷風、ハブやサソリの毒などを治療します。ところで、菌や細菌やウイルスといった微生物はそれぞれ違うものです。 菌は、酵母やカビを含む多細胞の生物。分解者として生態系で非常に重要な役割を果たしています。細菌は、単細胞の生物。様々な環境で生息しており、人体に有益なものから病原体…