若菜晃子さんの「街と山のあいだ」を再読しました。 登ったことのある山や、懐かしい地名が出てくると、 その土地へ心が飛んでいきます。 「低山を歩くときは、ただ山のなかでいくぶんぼんやりと過ごすだけで帰ってくる。 それでいいと思っている。それをしに行くのだから。 なにをするでもなく、ただ山を歩きに行くだけなのだ。」 と、「低山の魅力」に書かれている。 好きなように時間を過ごすころができる、低山歩きならではの楽しみ方だと思う。 ワタシが、もっぱら低山歩きを好むのは標高の高い山を登るだけの知識と体力が無いことは、もちろんのことながら、低山歩きのぼんやりとした時間を過ごすことがとても心地よいと感じている…