インドで仏教者の着る法衣(ほうえ)のこと。中国・日本では衣(ころも)の上に左肩から右腋下へかける長方形の布をいう。インドの法衣が形式化したもので、小さい四角の布を縫い合わせて作り、中国・日本では次第に色や布は華美なものが用いられるようになった。宗派によって各種の形式のものがある。功徳衣。無垢衣。福田衣。忍辱鎧(にんにくがい)。卓衣。三省堂提供「大辞林 第二版」より
インドで仏教者の着る法衣(ほうえ)のこと。中国・日本では衣(ころも)の上に左肩から右腋下へかける長方形の布をいう。インドの法衣が形式化したもので、小さい四角の布を縫い合わせて作り、中国・日本では次第に色や布は華美なものが用いられるようになった。宗派によって各種の形式のものがある。功徳衣。無垢衣。福田衣。忍辱鎧(にんにくがい)。卓衣。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
風の強い一日。可愛らしいスイセンも揺れています。 桜のつぼみもずいぶんと膨らんできました。さて、お寺には数種類の「法衣」がしまわれています。 ほう‐え〔ホフ‐〕【法▽衣】僧尼の着用する衣服。もとは戒律に定められた五条などの袈裟(けさ)をいったが、日本ではさらにこの下に着用するものをも含めて総称する。法服。衣(ころも)。ほうい。『デジタル大辞泉』より 『日本大百科全書(ニッポニカ)』より いつも同じような法衣を着ることが多くなってしまうのですが、中にはほとんど身につけることのない「七条袈裟」という法衣も保管されています。このような赤衣です。 色鮮やかですね。袈裟にもいろいろな種類があります。 『…
【前回のあらすじ】 新参の荒くれ者の後藤式部は、頼母が蹴鞠《けまり》をする姿に見惚《みほ》れて、猛アタックを開始しますが、頼母には采女がいるわけで。。。 【初めての方へ】 原典の画像だけでなく、スクロールすると、ちゃんと活字の原文(可能な限り漢字に直し、送り仮名と振り仮名を補足しています)と現代語訳と解説がありますよヾ(๑╹◡╹)ノ" 【スマホでご覧の方へ】 諸事情により、PC版と同じデザインになっています。なるべくスマホでも読みやすいようにはしているのですが、もし、字が小さいと感じた場合は、スマホを横にして拡大すると読みやすいと思います。 別館も更新しています、見てね!ヾ(๑╹◡╹)ノ" k…
思いがけず家長となってしまった。 今年のクリスマスは、父の遺骨を拾っていたのだ。 人体は(というか生物の組織は)CとOとH、NとPとSで出来ている。まあ、概ね。 ヒトの場合、火葬のあとに燃え残るのはリン酸カルシウムの骨格だ。如何なcollagenといえども失われているだろう。学部2年の骨学実習を思い出しつつ、父を骨壺に収める。 遺骨に混じって棺の木材を固定するクリップが散見された。非医療職の親族が、手術の際に使った器具ではないかと推理を披歴していた。 私は父の左下顎骨をそっと拾う。 人体というのはつまるところ「糞袋」なのだ。私は無神論者でもあるし、禅宗の檀家でもある。その二つは私の中では全く矛…