被爆者代表の「平和への誓い」には以前は聞くに堪えないような政府批判が多く、被爆者なんかもうどうでもいいとの気持ちになったこともあったが、92歳の岡信子さんが読み上げた今年の誓いに、被爆者に対して寸時であってもそんな気持ちを抱いてはならないと反省した。 市長による平和宣言は世迷言を並べたような内容が多かったが、年々良くはなっている。今年もいくつか納得できない内容があった。起草委員には思想的偏りが出ないよう配慮すべきだろう。 日本政府と国会議員に核兵器禁止条約に署名し批准することを求めていたが、被爆者の思いであっても賛同はできない。条約への署名・批准をしても日米同盟が揺るがないなら日本はとっくに署…