選挙公報は顔が見える情報発信をしない最高裁裁判官の人物像を知る唯一の手段 総選挙の選挙活動期間があと2日で終わる。各候補者は最後の追い込みに躍起になっていることだろう。 そんな中で、ひっそりと国民の審査を待っているのが11名の最高裁判所裁判官(判事)である。 最高裁裁判官の審査が総選挙と同時に行われるのはご存知のとおりだが、ほとんどの有権者が「誰だか知らないけれどヨシとしておこう」と考えているのではないだろうか。 裁判所のホームページも、名前と所属法廷だけがリストアップされているだけで、ほかのインフォメーションはまったくない。このリストの作り方は高裁でも地裁でも同様である。 ここまで情報量の少…