1922年(大正11年)、日本を訪れたアインシュタイン博士は、日本の文化や自然、国民性にふれ、「我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国をつくっておいてくれてたことを」と日本を絶賛した。 人情の細やかさ、誠実さ、心豊かで親切、思いやり、勇気、我慢強さ、礼儀正しさなど、外国人が称えた美徳が失われつつあり、この国では信じられないような事件が頻発している。こんな状況を解消するために学校現場で感じていたことは、道徳教育や性教育といった人の生き方に関すること、研究発表会や指定研修会、教職員の定数、教育関係の団体のあり方など、改革がどうしても必要ということだった。 改革すべきことは教育界だけではない…